HUCK FINN LIVE REPORT

5月のゴールデン・ウィークに[S.D.S][GREENMACHINE][ROCKY and THE SWEDEN]の「MOUNTAIN HIGH TOUR」が奈良、大阪、名古屋、東京で行われた。名古屋は5/4にここHUCK FINNでRESULT 、THE原爆オナニーズを加え計5バンドとナカナカ面白い顔ぶれとなった。

トップは久しぶりのライヴとなるRESULT。前回のライヴからかなり日数がたっていて本当に久しぶりのライヴ。最初からお客さんもかなり入っていて皆の期待が高まる。今更かもしれないが、このバンドはex:C.F.D.LのVoを中心に活動しているバンドでカリスマ的人気を誇るHARD COREバンドである。

その激しく訴えかけるサウンドに皆ただ立ちすくんでいるといった感じである。突き刺さるような激しい音にからむヴォーカル、コーラスは少し期間を明けたが健在といった感じで、「さすが。」といった感じである。しかし、今回久しぶりのライヴではあったが後、5月にライヴを一回したらベースが抜けてしまうのは残念である。

続いてGREENMACHINEの登場。まさに轟音といった感じの金沢のバンドである。名古屋でのライヴは多く、もうすっかり顔なじみで熱狂なファンもいるようだ。名古屋にはないタイプのバンドですが、CORRUPTED、BAREBONES等が好きな人はチェックしてみてもいいのでは。

その迫力あるサウンドとシャウトにタイトにきまるドラミングとまさに気持ちいい。怒涛の勢いでライヴを行う。殆どブッ続けで。すごくパワー溢れるステージだった。

続いて大御所THE 原爆オナニーズの登場。今回のライヴでは少々異色なのかも知れないが、それはそれ。リハの時にタイロウ氏は他のバンドは音がでかすぎるからな、なんて言っていたが十分な迫力でさすが大御所のパワーを見せつける。今まで大人しくしていた原爆ファンが一気に爆発。ここぞとばかりに暴れまくる。いつもより少し短めのライヴは今回のライヴでの拘りらしくアンコールがかかっても「今日は後が長いから、次のライヴにまた来て。」と言ってライヴは終了した。

4番目はROCKY and THE SWEDEN。メンバーの迫力もさることながらセンスの良さのも感じさせるパワフルなライヴで口ではうまく説明できそうもないのでこのバンドは是非一度ライヴをみて欲しいと思います。名古屋での盛り上がりもなかなかでメンバーは楽しげに見えた。

最後に今夜のトリS.D.Sの登場。地元と言うことで実はかなりのプレシャーがあったらしく今日の動員にひとまず安心とライヴ前に話していたTAKACHO LONDON。はっきり言って今日のライヴはなかなか素晴らしかったんじゃないでしょうか。

1999年で解散してしまうので残り少ないライヴを一つ一つ確実にこなしているのか最近のS.D.Sはかなり良い感じがする。少し前のS.D.Sより今のS.D.Sの方が私はカッコイイと思える。LONDONにいった事が良い刺激になっているのか、1999年になって何か吹っ切れたのか。本当にすごく良い。絶対今年中に見ておかないと後悔するョ。

今回のライヴは名古屋の他の場所でハードコアのライヴがあったにも関わらず、思った以上の動員で普段来ないようなお客さんもチラホラいて、沢山お客さんが入ってビックリしました。でも動員うんぬんよりも大変素晴らしいライヴで良かったのでないでしょうか。